オフィスラブ〜上司は幼なじみ〜
きょーちゃんは資料に目を通し、
必要箇所をペンで印をつけていく。
自分から私に仕事押し付けたのに、
結局いつも最後は手伝ってくれる。
なんだかんだ言って、きょーちゃんは優しい。
「ここ、間違ってる。」
PCの画面を指差した。
「あっ、すみません。えっと…」
きょーちゃんは私の手の上からマウスを
掴み、動かす。
急に重なった手に、ドキっとした。
「何?顔赤いよ。」
きょーちゃんはニヤリと笑う。