オフィスラブ〜上司は幼なじみ〜





「何笑ってるのよ。キモチ悪い。」



「うるせー。」



「きょーちゃん口悪過ぎ!!
会社では猫被ってるの私知ってるんだから!」




葵の前だけは、素でいられる。
葵だから、こんな事も言えるのに。



「分かってないな、お前は。」



俺はニヤリと笑って
自分のデスクの方へと向かう。




「はい?全然、意味分かりません!」




そんな葵の言葉を聞き、
俺は再び笑みがこぼれる。


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