オフィスラブ〜上司は幼なじみ〜
「あ、ありがと…//」
きょーちゃんの息が
私の首筋にかかる。
抱き締められてて
きょーちゃんのにおいがふわりと香る。
私はそんな状況に、
顔を赤くする。
なぜだか分からないけれど、
胸が苦しくなる。
「う、動けないから…//」
「うん。」
「パスタ冷めちゃう。」
「うん。」
「く、苦しいから。」
「うん。」
「…こういうこと彼女以外に
しちゃダメなんだよ…」
「……。」
きょーちゃんは
その言葉を聞くと黙り込み、パッと
私から離れた。