オフィスラブ〜上司は幼なじみ〜



「てか、お前。いい加減帰れよ。」


きょーちゃんは、冷めた目で私を見る。

そう、飲むってなったらいつも
きょーちゃんの家。


私は暇さえあれば、一人暮らしのきょーちゃんの家で何時間も居座りグダクダお酒を飲んでいる。



「帰れって言われてもこんな時間
電車走ってないわ。」



「歩いて帰れよ。そんな遠くないだろ。
送っててやるよ。」




「やだ。泊まってく。」


私がそう言うときょーちゃんは、
一瞬固まったような気がした。



私はお構いなしに、ソファにダイブした。




< 5 / 123 >

この作品をシェア

pagetop