オフィスラブ〜上司は幼なじみ〜




「んっ…」


葵は色っぽい声を出す。


あーもうヤバイ。


理性崩壊寸前なんですけど。



「風邪引く。ちゃんと髪乾かせ。」



「ん〜…っ!!あれ、私寝てた?」



葵は目を覚まして俺を見る。



「うん、爆睡。ヨダレ出てた。」



「えっ!!嘘でしょ?!」


葵は口元を手で拭った。



「嘘。」


俺はニヤリと笑う。



「ちょっと…!もぅ…」


葵はプイッとそっぽを向いた。



俺はその反応がたまらなく好きだ。



からかって、少し怒る葵は
何度見ても愛くるしい。






< 76 / 123 >

この作品をシェア

pagetop