オフィスラブ〜上司は幼なじみ〜
「…。白石とは何も無いよ。」
きょーちゃんは私に優しく言った。
「でも…白石さんと抱き合ってたじゃん。」
「あー。そういうことか。
それ見て勘違いしたんだな…。」
私はきょーちゃんが何の事を
言ってるのかさっぱり分からない。
「あの時、白石がヒール履いてて
水たまり避けようとしたらつまづいて
たまたまあの形になったんだよ。」
「…えっ。」
「それに、白石付き合ってる奴いるって
言ってたぞ。何かすげー金持ちの。」
きょーちゃんは言葉を続ける。