新撰組と狐のお姫様
敵1「へ~それは初耳だ!まあ、化け物なん
  ざ消えちまえばいいんだよ。」






敵2「ほんとだよ。まあ、俺ら長州は妖怪を
  見つけたら即殺すだろうね~」






敵1「まあ、妖怪を殺すって言っても妖怪が
  いると伝えてきた奴の仲間は殺さない
 だろうね。」






敵2「そうだな。俺ら長州のトップが言って
  るんだからな!」






敵1『確か、妖怪のことを伝えてきた奴の仲
  間のトップは"鬼"だと聞いた。」






敵2「ほほぉ~"鬼"とは存在するのか!これか
  らが楽しみだな~」






敵の2人は笑いながら歩いて帰っていた。






トップが"鬼"、つまり"悪い妖怪"だ。






私は、人間と"悪い妖怪"を憎んだ。






人間にいいやつがいるとわかっている。全員が悪い奴だとは思っていない。






しかし、わたしは簡単に信用はできなくなってしまった。






そして……気づいたら感情が出せなくなっていた。






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