新撰組と狐のお姫様
村を出てからすぐに殺されそうになったりした。






刀はもともと、とーさまに習っていたからできる。






初めて人を切ったとき、不思議と恐怖はなかった。






しかし、なぜか悲しい気持ちになった。





今は時が進んで、文久3年の夏。






とても暑い。






私には行きつけの甘味屋がある。






1週間に4回は行ってる。






今日も行くつもりだ。






沙「おばちゃん。いつもの…。」






おばちゃん「はいよ~」





ここには8歳の頃から来ているから、7年以上通っていることになる。





おばちゃん「はい、おまちどうさま!」





沙「……どうも。」





はぁ。………暇。なんか面白いこと起きないかな。





??「きゃーっ!」





沙「!?」





悲鳴!?助けに行かなきゃ!!




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