新撰組と狐のお姫様
残りのお団子を急いで食べ、一気にお茶を飲み、おばちゃんにお金を渡して、急いで悲鳴が聞こえた場所まで走った。





行ってみると、何やら酔っ払いの侍が、若い娘がいる店に絡んでいる。





見た感じだと、娘が酔っ払いの侍にぶつかり、体で弁償しろなどと言っているのだろう。





侍「いいから来いや!」





娘「やめてください!」





侍「なんだと!?村人を守ってやっている俺らに牙をむくのか!ええい!ここで切ってやる!」





娘が危ない!?





カキーン!





沙「そのくらいにしときな。」





侍「なんだてめー!」





沙「…誰でもいいでしょ。」





侍「おのれー!小僧ふざけんな!切ってやる!」





カキーン!ドンッ





沙「女の体と切ることしか頭にないの?…安心しな、峰内だから。」





侍は沙羅によって倒された。





娘「あの!助けていただきありがとうございます!」





沙「いや、当たり前のことをしたまでだ。」





娘「あの!お礼をさせてください!」





沙「いや、お礼は結構だ。これからは気をつけるんだぞ。」





娘「はい!本当にありがとうございました!」





ふぅ。疲れた…今日はどこで寝ようかな。




< 8 / 14 >

この作品をシェア

pagetop