秘密の陰陽師 【参】



そして



「行ってきます!」




大きな声でそう言った





「ちょっと〜お弁当忘れてるよ拓海!」





そう言ってパタパタと走ってくる母さん





「あっぶなー!
今日のお昼ご飯なくなるところやったわ!!
ほんまおおきに!」



そう言ってお弁当を受け取る





母さんは毎日俺に手作りの弁当を作ってくれる




父さんが絶賛するのもまぁ分かる





母さんの料理の腕前は天下一品だ





ありがたいよな、弁当だなんて


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