秘密の陰陽師 【参】
「へい…き…だから…」




そう言って私はさっき舜達が座っていた場所に向かう




「変なところで葵は頑固やからなぁ」




そう言いつつも私の体をしっかり支えてくれる拓海




5分くらい経つと舜が毛布を持って戻ってきた




「ほら、とりあえずこれで温めておけ」




「ありがと…舜…
勝手なことしてごめんなさい…」




私は下を向いた







「もう気にするな。それよりお前まだ体きついだろ?ほら肩を貸してやるからすこし寝ろ」





そう言って頭をポンポンと撫でてくれる




きもちい…




私はいつの間にか眠りについていた



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