秘密の陰陽師 【参】



「この辺だ。」




俺たちは雪女が潜伏しているであろう
場所にたどり着いた






「て言うか金狐…くくく…
…そんな格好もできたんやな」





隣で拓海がお腹を抱えて笑っている





「うるせぇよ!
俺はどんな変幻でも出来るんだ」





そう、俺と拓海の隣には
周りから見たら人間にしか見えない金狐がいた





俺たちは完全に霊力を抑え込み、
フラフラと森を歩いて行く



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