秘密の陰陽師 【参】
第弐章
そうこうしているうちに学校についた
クラスが違う舜とお別れをして、私と拓海は自分たちのクラスへと向かう
「しっかし最近はなんやおもろいことあらへんなぁ〜」
ブーと頬を膨らませつまらなさそうな顔をする拓海
「そうだねー…
体育祭はもう終わっちゃったし
後は3月にある文化祭ぐらいじゃない〜?」
私達の学校は珍しいことに3月に文化祭をするんだ。
なんでもその日は学校を開放して、うちを受験する子達にいいところを見せる為だ!とかなんとか言ってた気がする
「3月かぁ後1ヶ月もあるやんか〜
ながて待ち遠しいわぁ〜」
ぶーぶーと口を尖らせる拓海