秘密の陰陽師 【参】



「…い…おい…おい!起きろ!」




誰かに大声で呼ばれて
私はパッと目を開ける




「お前どれだけ寝れば気がすむ」




そこには少し焦ったような
不機嫌のような忍が立っていた




「なに…?」




人の睡眠を邪魔しておいて
なによその態度は。




私は少しムッとした


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