秘密の陰陽師 【参】



「ちょっと来い。」




そう言って私の腕を引っ張り出口に向かう




「ちょっ…と…!痛い!
なに…すんの…よ!」




あまりにもきつく引っ張られるもんだから
恐怖と不安で涙が浮かんできた




私こんなに弱いはずじゃないのに…




いつもは舜と拓海がいるから…
あの2人に守られてたから…
強くいれたのかな…





1人になると怖くて怖くてたまんないよ


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