秘密の陰陽師 【参】



「ん…」




私は目を覚ました



生きてる…




私の傷の回復力の早さは
昔から皆に驚かれるほど早いんだ





首筋の傷はまだ跡は残るものの、
塞がっていてもう出血はしていなかった




とは言え起き上がると頭はクラクラして
とても立ち上がれる程の体力はない




「ごほっ」




咳をして手を見ると少し血がついていた





はぁ…私の体力はいつまでもつのかな…

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