秘密の陰陽師 【参】

璃玖side



「おい…!」




腕の中でぐったりとしている女。




意識がないようだ。




たしか…あおいと言ったか?




「どうした…?」




俺は呼びかけるが返事がない





目の前にはこいつが吐き出した大量の血が広がっていた。






重い病でも抱えているのか…?


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