秘密の陰陽師 【参】
「どこへ行く」
璃玖に首の根っこを掴まれる
私はネコか!
「もう…すっかり元気なので…」
「嘘をつくな。
一応医者に診てもらったがまだ辛いだろ。
それにお前に話がある」
真剣な顔でこちらを見る璃玖
「なに…?」
「お前がここにきた理由、
さっきこいつに全て吐かせた。申し訳ない」
そう言って忍を指差して頭を下げた
「すまない…」
隣にいた忍も嫌そうな顔をしながら
少し頭を下げた
突然のことに私は驚いた