秘密の陰陽師 【参】
「分かった、明日は行くよ。
拓海も行こう」
そうすれば拓海の体力も
すこしは復活するだろう
「でも舜…」
拓海は納得いっていないような顔だ
「分かってる。一回り挨拶を終えたら俺たちはすぐ帰る。それでいいか親父?」
俺は親父を見てそう言った
「あぁ。それでいい」
「拓海、すこし休もう。
すみませんお母さん。
休む部屋をお借りしてもよろしいですか」
俺は葵のお母さんにそう言った
「わかったわ!すぐに用意するね」