秘密の陰陽師 【参】




「璃玖様…なぜこの方と…」




俺はうるさい心臓を抑えてそう言った




「お前だろ、柊?」




璃玖様は俺の目を見てそう言った




「いえ…その俺は…」




あくまでも知らないふりをしようとした




「言え柊」




全部見透かしたような目に俺は勝てなかった




俺は全ての事を話した




女が陰陽師であることも、




能力のことも全て…




俺が話し終わった時
璃玖様は目を見開き
その目からは怒りも感じられた



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