秘密の陰陽師 【参】
「大丈夫?やっぱり熱あるんじゃない?」
私は璃玖の顔を覗き込もうとしたけど、すぐに違う方向を向いてしまって顔を見せてくれなかった
「大丈夫だよ。
あっちに珍しいチューリップが咲いている。
少し見て来い」
へ?!チューリップ?!
私が1番好きなお花だ!
「行ってくる!」
ニコッと笑ってウキウキ気分で
チューリップ畑へと足を進めた
それから私はお花畑を満喫して、
璃玖の部屋に戻った