秘密の陰陽師 【参】


「お腹すいたね〜柊まだかなぁ〜」




私はベッドに寝転びながら言った




時計を見ると夕方の5時を指していた




ぐう〜〜とお腹が鳴っている




「お前の頭の中は食べる事しかないのか」




コーヒーを飲みながら
ソファに座っていた璃玖がこちらを振り返り
意地悪な顔をしてそう言う




「なっ…そんなことないもん」





私はベッドから起き上がり、
心の中で璃玖に向かってアッカンベーをした



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