秘密の陰陽師 【参】



「…分かった。3分後に出発するぞ」




そう言って璃玖は部屋を出た




私は用意してもらった狩衣に手を通し、
霊符を何枚か持ち、髪を結んだ




「葵、行けるか」




そう言って部屋の外から声をかけて来たのは柊





「ええ、準備はできてる」





そう言って私は部屋を出た



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