秘密の陰陽師 【参】




それから皆起きてきていつもの朝が始まったのに、皆は私に気を使ってくれているのか分からないけれど第2妖界にいた時の事を聞かれることはなかった




いつもの他愛ない会話が繰り広げられる




お父さんもお母さんもお兄ちゃんも…

みんな笑って話している




やっぱり気を使ってくれているのかな…




なんだか少し申し訳ない気持ちになった






そう思いながらも、なんて言えばいいか分からず私はご飯を食べ終えて歯を磨き制服を着て学校に行く準備を始めた





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