秘密の陰陽師 【参】
舜と拓海がいつも迎えに着てくれる時間になる
ピンポーン
インターホンがなった
私はカバンを持って玄関に向かう
「行ってきます」
そう言って扉を開けた
「…はよ」
いうものように低血圧な舜と
「久しぶりに一緒に登校できるなぁ葵〜」
いつものように朝からテンションが高い拓海
「2人ともおはよう…」
私は笑いながらそう言ったけど…
ちゃんと笑えてるかな??
緊張のせいか上手く笑えていない気がした