秘密の陰陽師 【参】


さすがにちょっとやばいかも


そう思った私は



「金狐、少し降りてくれる?」



そう言って金狐を降ろそうとした



「やだよ。俺は葵殿のそばにいる」



金狐はプイッと顔を背けて力一杯引っ付いてくる




んーもぉ可愛いよぉ…



あはは…困ったな…




でも舜は今にも呪文を唱え出しそうだ

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