秘密の陰陽師 【参】




火を操ることは狸の得意な技、
どうやって戦おう…




私は頭をフル回転させた




「璃玖、まだ動ける?」




結界の中で私は璃玖に話しかける




「あぁ余裕だ」




ふっと笑いながらそう言う璃玖




「狸は電気に弱いの。
私は強力な電気を集めて攻撃する。
そのために少し時間が必要なの
時間稼ぎ…できる…?」




「あぁまかせろ」




私と璃玖は目を見合わせる




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