秘密の陰陽師 【参】
「当たり前だろ?
葵は誰にも譲らないっての」
俺は璃玖と柊を見て少し笑った
そして俺たち3人は笑みをこぼしあった
「話の最中で悪いが、
璃玖少し話しできるか?」
そう言って現れたのは九尾だった
璃玖も柊も急に背筋がピンと伸びた
その姿に思わず笑ってしまった
「なんでしょうか?九尾様」
「こんな事があって、お前達狐軍は第2妖界にいることが辛いだろう。
だから関東の妖界、第1妖界に来ないか?」
その言葉に璃玖も柊も
とても驚いた顔をしている