秘密の陰陽師 【参】
「えっ!なになに!」
「そんな事ははよ言うてや〜」
私達は金狐に食いつく
金狐は少し悩んでこう言った
「俺が北海道についていく事だ。
妖界の国王である俺なら
あいつ達の匂いを嗅ぎ分けられる。」
あっそっか!
金狐は妖界の国王様だった
なら…
「ねぇ金狐…ついてきてくれないかな?」
私はそう頼んだ
「手を貸してくれ金狐」
舜もそう頼んでくれた
「手を貸したい気持ちは山々だが
問題があってな…」
金狐が困った顔をしてそう言う