秘密の陰陽師 【参】
拓海の言葉が金狐の怒りに触れたみたいで
金狐の手からは狐火がブアッと出てきた
えっ…そんなに怒ること…?!
私がアタフタしていると
「まぁ金狐の気持ちは分かるわ。
俺も使い手として国王を従えさせる事には
あんまり気進まへん。
だから俺が召喚した時だけでいい。
命令もせん。だからとりあえず
使い魔の契約してくれへんか?」
さっきまでヘラヘラしていた拓海が
真剣な顔をして金狐にそう言った
金狐の手からは狐火がブアッと出てきた
えっ…そんなに怒ること…?!
私がアタフタしていると
「まぁ金狐の気持ちは分かるわ。
俺も使い手として国王を従えさせる事には
あんまり気進まへん。
だから俺が召喚した時だけでいい。
命令もせん。だからとりあえず
使い魔の契約してくれへんか?」
さっきまでヘラヘラしていた拓海が
真剣な顔をして金狐にそう言った