秘密の陰陽師 【参】



「それじゃあ始めるな」




そう言って拓海は小さな刃物を出して
自分の指を少し切り、
出た血をお札に染み込ませる




「そこに至るもの九尾。
我が使い魔となりその契約を致す。」




そうして拓海の血が染み込んだお札を
金狐の体に近づけると、
金狐はそのお札に吸い込まれるように
入って行った




すごい…
使い魔の契約なんて初めて見た…
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