ドクターと恋を始めました。【完】
そして、あたしの下まぶたをめくった。
簡単に言えばアッカンベーみたいな?
「それに貧血も。」
「…げっ。」
貧血ということは理解していた。
確か、あの手術以降だったはず、
ずっと、フラフラしてる。
「ほら、病人はさっさと帰れ。」
「…ゔ。」
理於君は将来医者になってそう。
だって、知識ありすぎるし。
家に医学書とか大量にありそうだし。
「久しぶりに来れたと思ってたのにー!」
「家に帰ってから血圧もはかっとけよ〜。」
うん、なんか楠見先生に似てる。
心配性なところとか←
それなら愁さんもそうか。
てか、ハルさんって誰なんだろう。
未だに聞けていない。