ドクターと恋を始めました。【完】
毎日の楽しみと言えば、
料理を作る時ぐらいしかなくて張り切りすぎて量を多く作ってしまう。
一昨日あたりに『何もすることない』と相談してみたら『高校からの課題やっとけ』と言われてしまった。
課題をやるくらいならさっさと行きたい。
と、思いながら今朝に課題を全て終わらせてしまったあたし。
((ピンポーン))と突然インターホンが鳴った。
何も見ずに
そのまま玄関に行って開けてみたら、
「おら、アキ!お前せっかくハル様が遠いアメリカから帰国してやったのに空港まで迎えがないのはどういうことだ?
…って、あれ?ここアキの部屋だろ?」
…へ?
この人、クールビューティーって感じ。
茶髪のショートヘアーの綺麗な女の人。
少し口が悪いらしいけど…、、
「…そ、そうです。」
「え、じゃあ、もしかして理沙ちゃんが言ってた高校生って、あなただったりする?!」
理沙って埜村さんのことだよね、、
ということは、この人がハルさん?
「えっと、そうです。」
「まじ?!やばっ!めちゃ可愛いじゃん!」
と、言われ抱きつかれた。
海外の挨拶の一環のハグなのか。
可愛い、というのはお世辞だよね。