ドクターと恋を始めました。【完】
「琴音泣くなよー。」
「だ、だって、、嬉しいんだもんっー。」
泣かないわけがない。
でも、これは本当に嬉し涙。
「これから先も琴音の隣にいるのは俺だけだ。それ以外は許さない。
…結構、俺 超嫉妬深いけど別れる気は一切無いからね。」
「…あたしの方こそ嫉妬深いですよ?
お姉さん相手に嫉妬しちゃってたり本当に多分この先も嫉妬します。」
「上等、ハルに関しては言ってなかった俺が悪いし…、でも嫉妬してくれてるってわかった時嬉しかった。」
愁さんはカッコイイし
誰にでも優しいし心広いし、
これから先、あたしだけのものになんて出来ないけど…、
一緒にいたい、って思えて
もっと愁さんを知りたいと思える。
「あたしこの先も嫉妬し続けますよ?
愁さんが呆れるほどします、それでもあたしの隣にいてくれますか?」
愁さんとの出会いで
あたしの人生がこんなに華やかになるなんて思いもしていなかった。
「俺は、琴音の隣以外有り得ない。俺の職業は医者だしあんまり構ってやれない…、でも何があっても信じてほしい。」