ドクターと恋を始めました。【完】



高校卒業するまで看護師の勉強することは簡単なことではなかった。

当たり前のことだが私は高校3年生の半分は病院で過ごしたから勉強に追いつくのが大変だった。


少し体調を崩した時は入院させられてそこで貴志先生や楠見先生に勉強の面倒を見てもらってずっと頑張ってきた。

もちろん家にいてる時は愁さんの暇な時間を見計らってスパルタ指導をしてくれた。


本当に厳しいものだった。


その頑張りが実り、私は愁さんが勧めてくれた大学に入ることができた。


多分ギリギリの合格だったと思う。

倍率は当たり前に高かったし、合格待ちの時は本当に胃がキリキリしてかなりストレスが溜まった記憶がある。

それを見ていた愁さんはいつも心配にしていた。


そして私をいつも入院させようとしていた。(←)


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