ドクターと恋を始めました。【完】
「おい、埜村。俺の彼女あんまいじめないでくれる?」
「いいじゃない〜、女に無関心だったアキに春が来たんだから。」
女に無関心って、、
先生は女の人苦手だったのかな?
「あ?うっせーよ。
そもそも、何でパンダの相手しないといけないわけ?俺、飼育員じゃないから。」
「やばっ、、それツボるから。」
何かこの2人の空間に入りづらい。
先生と埜村さんって仲良いんだなー。
「はいはい、理沙にアキ。琴音ちゃんが戸惑ってるよ。」
光野さんが料理を持ってきてくれた。
見た目からしておじやかな?
「うわぁー!美味しそう!」
「あ、琴音。
当分の間は塩分控えめにするからな。」
「な、何でっ?!」
「塩分制限だ。ま、高血圧の予防だな。
それに、塩分を大量に摂取したら不整脈の原因になるから。」
…味の濃いもの食べたかったのに。
本当に海堂先生は鬼に感じる。