ハローグッバイ
あんな一方的に
自分の名前だけを言ってしかも走って逃げてきてしまうなんて
きっと変な子だって思われてしまった
でも、あの人に私の存在を気付いてもらった
走っていた足をとめて
呼吸を落ち着かせる
また明日って聞こえたかな?
進みはじめた私の足は
この恋と一緒に
一歩ずつ貴方に近づいていく
明日は名前教えてくれるかな
そんな淡い期待を抱いて
ほんのりオレンジ色に色づき始めた空に
小さな祈りをこめた