ぶらばん!!
わたしも後ろへ資料をまわす。



うしろは、どこか大人しそうなショートカットの子だった。




「…では、資料も配り終わったことだし…時間があるので、隣の人と自己紹介でもしましょうか」





え、いきなりか、、しかも隣って、男子なんだけど…




「いきなりだと話題も難しいですし、、そうですね、自分の名前と誕生日、好きなもの、それから、私達の学校は部活動がさかんですから、入りたいと思っている部活を言いましょう」




担任の先生が話題を提示してるれたぶん、やりやすい。





「はい、ではどうぞ。」




わたしは隣の子をちらっとみる。




むすっとしていて、こちらを見ようともしない。




(え、、こわい、、ど、どうしよう)




どうすればいいか困っていると、男の子がいきなりこちらを向いた。




「なに、みてんの」




「え、あ、ごめんなさい!」



とっさに目をそらす。





(びっくりした)
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