doctor×resident
「はァ、お前はほんとに。
いつからご飯食ってねぇの?

正直に言わなきゃぶっ飛ばす。」


「ううっ…1週間前から朝と昼は食べれないです…」


「りょうかい。ゼリーは食えるか?」


「はい…。」



きっとゼリーなら大丈夫だ。


怒られなかったことにホッとしていると、黒崎先生の手が頭の上ではねた。



「ちゃんと食えよ。」



それだけ言うと黒崎先生と山川先生は処置室を出ていった。


点滴が終わるまであとは眠ろう。



そう思い目を閉じた。

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