doctor×resident
「ごめんね、いくよー」


「んー!痛いっ!!やめて〜!」


「もうちょっとだから頑張れ〜」



莉音ちゃんは大粒の涙を零しながら抵抗したけど結局山川先生の力には叶わず終わった頃には顔が涙でぐしゃぐしゃだった。



「ごめんな、よく頑張った。
インフルだから点滴だけしとこう。」


「はいっ、ぐすん…」



点滴は大丈夫ならしく駆血帯で探しながら針を刺せば「うっ」と苦しそうな声が聞こえたけれどそれから数分後には、スースーと規則正しい寝息が聞こえ私はほっとした。


よかった…莉音ちゃん早く良くなってね。

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