doctor×resident
「はぁっ、はぁ」


少ししてからようやく落ち着いた栞。


頬に涙のあとがたくさん残っていて、首には苦しくてもがいたであろう傷。



「宗大、ありがとな」


「起きたら話し合うこと。
いいな?」


「あぁ。」


宗大の言葉に頷いて、俺は点滴の調整などをした。


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