JUMP
「美香、出かけるよ〜」
「は〜い」

財布よし、携帯よし、ハンカチよし、ティッシュよし、絆創膏よし

忘れ物なし→




「お待たせ」
「まず、美香の学校から見に行く?」
「いいよ。なんか楽しみ。」
「凄く、近いのよ。
歩いて、5分くらいで着くんだから」
「マジ!超近くじゃん!
前の学校はバスで10分くらいだったのに」



「ここが美香の新しい学校だよ」
「広!」
これが学校?
学校の前になんか階段あるし、前の体育館の3倍くらいの広場には噴水があるし、なんか、超お嬢様学校って感じなんですけど…


「凄く綺麗なところでしょう?」
「うん。学校というよりどこかのお金持ちの家って感じ…」
「でも、楽しそうでしょ?
それじゃ〜買い物に行くわょ」




買い物は、日常生活に必要な物や、新しい服とか、近所に配るお菓子などを買った。
少し、この街についてもわかった。


家に着いたときはもう、6時過ぎで、体はへとへとだった。



明日は学校、緊張するな〜
みんなお嬢様だったらどうしよう…
忘れ物だけはしないようにしよう。
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