JUMP
学校そして友達
「美香〜。初日から遅刻するつもり?はやく起きなさい〜」
まだ、眠いよ〜
塚、今日から学校か〜
制服に着替えて、リビングに…
制服は新しいせいかぱりっとしていて、少し動きずらい…
「美香。今日、学校行ったらまず校長室に行くのよ。」
校長室?
そうか、あたし転校したからか!
あの凄い学校行くのか〜
「行ってきます。」
「忘れ物してない?
きちんと書類持った?
校長室に行くんだからね?」
「大丈夫だから〜
行ってきます。」
「いってらっしゃい」
学校までは5分で着くからまだまだ時間があるけど、少し早めに家を出た。
昨日はなんとも思わなかったけど、ここ結構いいところだな〜
そんな事を考えてるうちに学校到着→
さずがに学校の前にくると私の緊張はMAXだった。
まだ、早いからか生徒はほとんどいなかったがやっぱりこの学校凄すぎです。
え〜と、まずは校長室だっけ…
ありえなく長い廊下の1番奥に校長室があった。
ートントン
「どうぞ。」
穏やかな女の人の声がした。
「失礼します。」
木でできた扉を開けると40代〜50代前半くらいの優しそうな女の人がいた。