國比呂少年怪異譚・第二夜
夜、メシ喰って花火もして、何だか退屈になってきたんで、隣のでかい建物に行ってみよーぜって話になった。
女の子のうちで2人は反対したんで、男5人、女2人。
いざ来てみると、結構雰囲気が怖い。
1階にでかい戸があって、開けてみると、納屋っていうか、農機具とかが置いてある土間だった。
天井でゴトゴトと何かが動くような物音がしたと思うと、 外にいた奴らが「電気ついた、電気ついたよ」と言い出した。
一旦外へ出てみると、上の方の窓から明かりが漏れている。
「やばいって」「怒られるんじゃねー?」みたいな事言ってると、窓が開いて、にゅっと首が出てきた。
明かりが逆光になって顔が黒い。
俺はかなりびびっていた。
すると、その首の持ち主が手招きした。
「おーう、そんなとこにいないで、上がってこいよ」
意外に若そうな声だったので、ちょっと安心した。
酒もあるし、という誘いに乗って、じゃあ上がろうかって事になった。
女の子のうちで2人は反対したんで、男5人、女2人。
いざ来てみると、結構雰囲気が怖い。
1階にでかい戸があって、開けてみると、納屋っていうか、農機具とかが置いてある土間だった。
天井でゴトゴトと何かが動くような物音がしたと思うと、 外にいた奴らが「電気ついた、電気ついたよ」と言い出した。
一旦外へ出てみると、上の方の窓から明かりが漏れている。
「やばいって」「怒られるんじゃねー?」みたいな事言ってると、窓が開いて、にゅっと首が出てきた。
明かりが逆光になって顔が黒い。
俺はかなりびびっていた。
すると、その首の持ち主が手招きした。
「おーう、そんなとこにいないで、上がってこいよ」
意外に若そうな声だったので、ちょっと安心した。
酒もあるし、という誘いに乗って、じゃあ上がろうかって事になった。