國比呂少年怪異譚・第二夜
パッと見た感じは男の人のようでした。
ただ、体が青い光を放っていて輪郭がボンヤリしています。
咄嗟にこれは人間ではないと思いました。
窓は小さいのに、窓枠の周りの壁を通して、そいつの体全体が見えるのです。
こっちを見ている視線が、物凄く嫌な感じでした。
私達が来た事を歓迎していないような感覚が伝わってきます。
私はもう限界でした。
みんなに、ここはヤバイという事を説明したのですが、納得してくれません。
みんなには見えていないのです。
しかし、私はもうこの民宿に留まる事など出来ませんでした。
ただ、体が青い光を放っていて輪郭がボンヤリしています。
咄嗟にこれは人間ではないと思いました。
窓は小さいのに、窓枠の周りの壁を通して、そいつの体全体が見えるのです。
こっちを見ている視線が、物凄く嫌な感じでした。
私達が来た事を歓迎していないような感覚が伝わってきます。
私はもう限界でした。
みんなに、ここはヤバイという事を説明したのですが、納得してくれません。
みんなには見えていないのです。
しかし、私はもうこの民宿に留まる事など出来ませんでした。