國比呂少年怪異譚・第二夜
早速、次の週末にお呼びが掛かり、ある一軒家に連れて行かれた。
アパートからそう遠くは無いので自転車で待ち合わせ場所に行ったら、徒歩で来いと怒られた。
渋々近くに自転車を停めて、その一軒家に入って行った。
入った途端、トキコさんと連れのケイちゃんが『ああ、いますね、いますね』と、しかめっ面になった。
兄さんには何が居るか分からなかったらしい。
普通の一軒家だと思ったそうだ。
居間には中年夫婦が居て、兄さん達にお茶やお菓子を出してくれた。
笑っていたけど、かなり引き攣っていたのを覚えているそうだ。
暫くするとトキコさんが、『早速、始めましょう』と立ち上がった。
何が始まるのかよく分からないまま、2階に案内された。
階段を上がると左右に部屋が2つあって、その右側の部屋の扉の前で止まった。
扉にはカタカナで『タカオ』と書いてあったそうだ。
アパートからそう遠くは無いので自転車で待ち合わせ場所に行ったら、徒歩で来いと怒られた。
渋々近くに自転車を停めて、その一軒家に入って行った。
入った途端、トキコさんと連れのケイちゃんが『ああ、いますね、いますね』と、しかめっ面になった。
兄さんには何が居るか分からなかったらしい。
普通の一軒家だと思ったそうだ。
居間には中年夫婦が居て、兄さん達にお茶やお菓子を出してくれた。
笑っていたけど、かなり引き攣っていたのを覚えているそうだ。
暫くするとトキコさんが、『早速、始めましょう』と立ち上がった。
何が始まるのかよく分からないまま、2階に案内された。
階段を上がると左右に部屋が2つあって、その右側の部屋の扉の前で止まった。
扉にはカタカナで『タカオ』と書いてあったそうだ。