國比呂少年怪異譚・第二夜
何かひんやりした空気を感じずにはいられなかった。
周囲に俺達が持つ以外の光はない。
月は出てるが、木々に遮られ殆ど意味はなかった。
懐中電灯つけてんだから、こっちの位置がわかるのは不思議じゃない……。
だが、一緒に歩いてる俺達でさえ、互いの姿を確認するのに目を凝らさなきゃいけない暗さだ。
そんな暗闇で、光も無しに何してる?
何故俺達と同じように動いてんだ?
周囲に俺達が持つ以外の光はない。
月は出てるが、木々に遮られ殆ど意味はなかった。
懐中電灯つけてんだから、こっちの位置がわかるのは不思議じゃない……。
だが、一緒に歩いてる俺達でさえ、互いの姿を確認するのに目を凝らさなきゃいけない暗さだ。
そんな暗闇で、光も無しに何してる?
何故俺達と同じように動いてんだ?