國比呂少年怪異譚・第二夜
住職が泊まっていけと言うので、娘が心配だった事もあって、泊めてもらう事にした。
少年の方が言うには、娘は『ヤマノケ』に憑かれたらしく、四十九日経ってもこの状態が続くなら、一生このまま、正気に戻る事はないらしい。
少年はそうならないように、娘を預かって、何とかヤマノケを追い出す努力はしてみると言ってくれた。
妻にも俺と住職から電話して、何とか信じてもらった。
少年が言うには、あのまま家に帰っていたら、妻にもヤマノケが憑いてしまっただろうと。
ヤマノケは女に憑くらしく、完全にヤマノケを祓うまでは、妻も娘に会えないらしい。
少年の方が言うには、娘は『ヤマノケ』に憑かれたらしく、四十九日経ってもこの状態が続くなら、一生このまま、正気に戻る事はないらしい。
少年はそうならないように、娘を預かって、何とかヤマノケを追い出す努力はしてみると言ってくれた。
妻にも俺と住職から電話して、何とか信じてもらった。
少年が言うには、あのまま家に帰っていたら、妻にもヤマノケが憑いてしまっただろうと。
ヤマノケは女に憑くらしく、完全にヤマノケを祓うまでは、妻も娘に会えないらしい。