空と君とダイヤモンドと
「なんなんだよー。お前が瑛梨奈といないおかげで架純もこっちこねぇじゃん」
俺が始まりだった。
瑛梨奈はあの次の日も普通に話しかけようとしてくれてた。
でも、俺がそれを拒否したんだ。
もう部活での必要最低限なことしか話してない。
「だいたい長すぎね?」
「そうか?」
「だって、春季リーグもう終わるんだ?」
そうだ。
俺らがこうなったのは春季リーグの初戦だよな。
そんな春季リーグも明日で終わろうとしてる。
あれは4月のはじめだったのに。
もういまは5月が終わろうとしてる。
「過ぎんのはえーな」
「まぁな。ぼーっとしてたらあっという間だろ?いいのかよこのままで」
そんなの…
「いいわけねぇだろ」
いい加減覚悟しなきゃ。
俺以外を見てるあいつのそばにいるって。
付き合えなくたっていいから瑛梨奈のそばにいるって。
「俺何やってんだろ」
あの日の瑛梨奈の顔ばかりがちらつく。
俺が始まりだった。
瑛梨奈はあの次の日も普通に話しかけようとしてくれてた。
でも、俺がそれを拒否したんだ。
もう部活での必要最低限なことしか話してない。
「だいたい長すぎね?」
「そうか?」
「だって、春季リーグもう終わるんだ?」
そうだ。
俺らがこうなったのは春季リーグの初戦だよな。
そんな春季リーグも明日で終わろうとしてる。
あれは4月のはじめだったのに。
もういまは5月が終わろうとしてる。
「過ぎんのはえーな」
「まぁな。ぼーっとしてたらあっという間だろ?いいのかよこのままで」
そんなの…
「いいわけねぇだろ」
いい加減覚悟しなきゃ。
俺以外を見てるあいつのそばにいるって。
付き合えなくたっていいから瑛梨奈のそばにいるって。
「俺何やってんだろ」
あの日の瑛梨奈の顔ばかりがちらつく。