空と君とダイヤモンドと
「ワカ先輩の彼女なんですか?」
ワカと一緒にきた女の子があたしに聞いてくる。
「え!?違うよ!違う!」
全否定してしまってちらっとワカを見るが良基にぶーぶー文句を言ってるようで聞こえてなくてホッとする。
「ちょっといいですか?」
「あ、うん」
あたしは女の子と一緒にベンチに座る。
「さっきの感じだと、ワカ先輩の好きな人ってあなたですよね?」
「あー、うん。そうなるのかな」
ワカが自分のことを好きなのをほかの人に言うのはなんだか気恥しい。
彼女だとか言うよりも気恥しい気がする。
「あたしはワカ先輩が高校の頃から好きです」
「…はぁ」
そんな宣言されてもどうすることもできなくて戸惑ってしまう。
「ワカ先輩の何を知ってますか?」
「え?」
なにって言われても言葉が出てこない。
「誕生日もうすぐですよね」
「え?」
ワカの誕生日を気にしたことがなかった自分に気がつく。
1年以上一緒にいるからどこかで誕生日がきてもおかしくはないのに。
ワカと一緒にきた女の子があたしに聞いてくる。
「え!?違うよ!違う!」
全否定してしまってちらっとワカを見るが良基にぶーぶー文句を言ってるようで聞こえてなくてホッとする。
「ちょっといいですか?」
「あ、うん」
あたしは女の子と一緒にベンチに座る。
「さっきの感じだと、ワカ先輩の好きな人ってあなたですよね?」
「あー、うん。そうなるのかな」
ワカが自分のことを好きなのをほかの人に言うのはなんだか気恥しい。
彼女だとか言うよりも気恥しい気がする。
「あたしはワカ先輩が高校の頃から好きです」
「…はぁ」
そんな宣言されてもどうすることもできなくて戸惑ってしまう。
「ワカ先輩の何を知ってますか?」
「え?」
なにって言われても言葉が出てこない。
「誕生日もうすぐですよね」
「え?」
ワカの誕生日を気にしたことがなかった自分に気がつく。
1年以上一緒にいるからどこかで誕生日がきてもおかしくはないのに。